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だららんのそのそのほほん日記
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久しぶりに「うおおおおお!私は加地さんを書くうううううっ!」となったのですが(紅ではなかったらしい)
あれですよ。あらためて書きためてた分を見返すと、この描写無駄じゃないか、話に思いっきり関係なくないか、となりまして……全ボツですorz
紅が料理上手ってことを書きたかったんですがね(遠い目)
料理上手設定なのに、一回も料理場面でてこないんだもの(遠い目)
私、料理できないからぼろが出ること必至ですが。
途中で脈絡もなくぶちっと切れているのは御愛嬌。
というわけでボツになった後半の料理部分(短い)だけこっちにさらしておきます。

そろそろ実己をおじさんと呼びにくくなってきた。
自分が彼の年齢に近づいて行っているのもそうですが、周りにいる人の年齢が、実己周辺と言うか同じと言うか越えているというか。
「このひとが、実己とおない年かー・・・幼いな!」(おじさんと呼んでしまうには)
と思うわけでして。
いえ、それ口に出したら、お前の方が幼いよと周りから怒られそうな気がしないでもない行動を常にとっている私ですが(げふげふ)
自分のことは棚に上げるものですよね。
しっかりしている人はきちんとしっかりしているのでしょうけども。
たまたま周りにいる方がそんな感じなだけでしょうけども。
でもまぁ、実己も大概おさないしよわいしな、と思ったり。(話がずれてきた)

つまり何が言いたいかと言うと、奴をおじさんと呼びにくくなってきた!
というだけで、でも紅からみると紛れもなくおじさんである。
結局何が言いたかったの、という話です。

拍手ありがとうございます!
近くにからあげやさんができて、大分の鳥てんが食べたくて仕方がない今日この頃。
からあげは進出するのに、なぜ進出してきてくれないぽっぽおじさん!!!!!
来てくれたら買いあさるのに。
最近無性に食べたい鳥てん。二か月で心底惚れた鳥てん。鳥てん大好きです。




 ととととと、と調子よく菜っ葉の上で包丁が動く。紅は、包丁を置くと切り分けた菜っ葉と茸との乗ったまな板を傾けて、湯だった鍋の中へざっと落とした。鮮やかに葉が色味を増す。湯から葉と茸を掬いあげると、紅はあらかじめ合わせておいた垂れにそれらを付け、よく味をなじませた。
 手についた垂れを手巾で拭い、今度は既に捏ね終えていた生地から拳大の量を取ると、粉をまぶした台の上で叩いて丸く広げ始める。
 いつ見ても無駄のない動作。朝食に引き続き、昼食の準備をはじめた紅の手際を、実己は感心して眺めた。
 以前は、目の見えぬ少女一人ではいろいろと難も多かろうと、手を貸そうとしたのだが、結局は由なく厨の端に佇むことしかできずほとんど役に立たなかった。この手狭な厨では、逆に自分がいる方が邪魔になると気付いてからは、もっぱら切り分けた薪を運んだり、火を熾すくらいしか仕事がない。
 紅は垂れにつけ込んだ具を、伸ばした生地に乗せ、包んでゆく。ころころと掌で丸みこませ、丁寧に割れ目をなくしたそれを、彼女は蒸し器の中に並べていった。
 蒸し器に蓋をした紅を見て、実己は竈にかけておいた鍋をどかし、代わりに蒸し器を据えた。


***

実己は重たいもの動かすの担当。
というよりも、それ以外役に立たなかった。
あんまり動くと紅に追い出されてしょんぼりすることになります、このおっちゃん。
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