低空飛行は割と気持ちがよさそうではある。 2010/02/10 (Wed)

さてさて、癒しを頂きつつ、わずかに浮上するも、のそのそと底辺をさまよってはやる気のない管理人です、どーも！
やる気がないので、うちの場合の作品創作過程でもさらしに来た。
いえ、私自身は、読んだり見たりするのが楽しいんですがね…！だから、どうだろうかぁーと思いまして。
うん、でも、うちの場合は何の参考にもお得感にもならないような気がすること請け合い。
けれども、ちょっとでも楽しんでいただけたら幸いだなぁ、と。

ですが、まぁ、興味のある方はどうぞ！
追記につらつらしてみますので。

一応創作過程のつもり、ということで、各作品中に出てくる言葉に近いものが出てきます。
そんなのやだわ！と言う方は、自主回避してくださいねー。

①そもそもの始まり

うちの場合、まず物語を考え始めるきっかけとなるのが２パターンありまして。
ひとつ目が、らくがきから考え始める場合。
もうひとつが、言葉から考え始める場合。

と、言いますのも、うまい下手はとりあえずおいといて、昔から落書きするのが大好きなお子様だった。んでもって、描いた絵に話をつけるクセがあった…のが、現在まで続いており、そりゃあもうどこぞの小学生みたいに、プリントのすみに落書きしてたりしまする。
らくがき発に当たるのが、ラピスと紅。

紅の場合
紅目次ページにも書いておりますが、mictac様の絵と背景ストーリーから、落書きしまくり…、チキンなりに「構想を得たんですけど、書いてもよろしいでしょうか。全く別物になってしまうんですけど、よろしいでしょうか」と突撃をかまし……（悲しくなるほどに、かっこいい絵の印象から離れてしまいました（オイ）
元絵の少女さんは、聾唖者だったのですが、メイリィで大変な思いをしたので、紅は盲となりました。あとは、四大陸の南設定だったので、妖あつかいされる子となりました。
はじめにらくがきとともに書くメモが、核となるわけですが。紅の場合はこんな感じ（らくがき付き一枚分）↓

「実己は紅を紅華と見立てる。
紅華妃、17歳、落ち伸びる途中に死去。
茶の瞳に、漆黒の髪
それは、この国にいる者なら、だれでも持つ特徴だ。けれど、実己はあえて、この少女に彼の主の面影を重ねた。それは、ただ、彼女もやはり彼の主と同じ茶の瞳と漆黒の髪を持ち合わせていたからだ」

となっておりまして、ほぼこの文章まるまる一話に入っておりますね。
紅は短いので、ほとんどの話の数分、この時らくがいてましたー。つまり七要素。それが流れの元になってます。
大体流れを作る文が代表して絵ひとつに付き何文か書いてあることが多い。あとは、それの捕捉。

ラピスの場合
は、長いので、作り方はあんまり変わらないけど、はじめから決まってた分は、
一章の冒頭・出会いのきっかけ、二章の宵姫のくだり、三章のテト村、五章の結末部、最終オチ…です。
それが、できてた大きな流れ。
初期段階で、四章は、なかったのですが、三章の原因と、五章への結びを必要として構築。
ある場所から、必要となってくる場所を考えます。
な感じ！

次、言葉から考えるパターンに当たったのが、四時・紫陽花・ea・お菓子です。
ぽやぽやーんと考えているなかで、出てきた言葉から。それぞれ↓

四時「何がいけなかったのでしょう」「愛花はみんなから愛でられる花」
紫陽花「実家に帰らせてください」
ea「あなたの為に私が死ぬことがあっても、私の為にあなたが死ぬことはない」
お菓子「お菓子を下さい！」ドア閉める

これらの場合は、出てきた言葉を軸に考える。なんでそう言ったの？的な。
あとの構築法は、ほぼらくがきパターンと同じでしょうか。
（ですがね。こっちのメンバーは、落書きできないのですよ。外見掴もうと思ってらくがいても、超違和感という謎。なぜ自分で書いて違和感発生するんだという謎。つまり、らくがきから話が発生する可能性皆無組である）

②プロット書けない。メモをつなげてワードで書くぜ！
ので、メモ書きです。プロットと呼ぶにはおこがましいメモ。上記メモにプラスしてのメモの寄せ集めです。いつも。
それを元に、ワードを使って、文章を起こしていきます。（私は、ワードが確認しやすい）
しかし、紙メモはばらばらになるわけで。よく落としてるものもあります（オイ）
が、落とすくらい意識にないなら、さほど重要でもないというわけで、よほどの問題がない限り、その後もシカトです。つまりその部分はボツ抹消。
ワードに書いてる分は、確定分が多いです。そして、書いた先からさくさく消去していくことがほとんどなので、メモ残ってません！
（結果、設定を確認するために、読み直しというアホなことを良くやっている。そろそろ学習しようと思ってる（汗）

で、こちらもメモの使用パターンが三つ。

メモを元にほぼ直打ちじゃないとむしろ書けない組：四時、紫陽花、お菓子、ea
メモの他に一回大方を下書きしないと書けない組：紅
併用型（その時々）：ラピス

絶対の固定ではありませんけどね。どうしても書けないときは、紙で下書きすることもある。
紅の下書きは、長すぎるので省略。本文とほぼ似たり寄ったり。
手元に残ってたので、ea、紫陽花、ラピスの話用メモだけ上げてみます。

ea
「警護をつけてください！
抜け出すのは得意？馬に乗るのは。あの日通った。
じゃあ、ヘイデル後は任せた。バロフが来たら、仮眠してるとでも言ってごまかせ。外套を二つ持ってこい。
付き人はいないのですか？
いるか？メレディを連れてきてもいいぞ。
そうではなくて。
きれいだ。きれいなのだが、きれいすぎて、はまりすぎて、逆に違和感が生じる。
夢の中のように、おぼろげで、現実味がない、似合わない。」
これのメモをもとに⇒9tの草のにおいと冠を書きだす。
あの日通った、は本文にない完全に覚書。
ばらすと、ガーが、トゥーアナが乗馬できることを知っている理由。トゥーアナが、ケーアンリーブに馬できたから当然乗れるはずだの意味。

同様に。
紫陽花
しゃっくりキノコ。
「出ていけ、馬鹿ーーー！！」
クッションばふばふばふぅ
「こらぁ！　ちょっとは引き留めなさいよ！」
踏ん張って留まりなさいよ！
⇒10話
うん、お義母様編ほぼこれだけ。しゃっくりキノコは、クッキーになってますね。
ちなみに、お義母様の説明は「埃がすすすー」
紫陽花メモのおおざっぱぷりは激しいです。

続けて下書きじゃないラピス。
歌　星と言えばぁ。
ちがい。イリアナ　小さいけど夜空いっぱいに輝く星。ひとつしかないけどひときわ大きく輝く明星。
どっちも同じ星だけど性質は全然ちがう。
凛と張る声と、鈴が転がるような澄んだ声。
違うがゆえに初めは受け入れられなかった。
木がはぜて折れるような音。
剣をうばいます。おいかけます。くびまで。ディオトリア
⇒燃ゆる焦げ跡（5－11）
どうも、展開よりイリアナ・フィシュア組を重要視していたのがよくわかるメモですね。実に私らしい（←どうでもいいことだけ気になる人）
ディオトリアは言いにくかったので、ディーオトリアになっとります。くびまでは、ナイデルのとこまでなので、力尽きて次回に回したらしいことがうかがわれます。
そんな感じで、書き出す経過途中で、話の区切りが変わるわけですね！

③終わり
あとは、ワードで見直し。
整えて、見直し。
web上に、上げます。
で、携帯で見直し。

ので、上げたてすぐは、誤字が有の可能性があるよと言っておく。
つなげてからの方が、携帯で探しやすくってですねー。うふふ。
携帯の方が、確認しやすいんですよね、個人的には。

そんな感じです。
はたして、ちゃんと創作過程を書けたのか微妙ですが……！

長々とお付き合いありがとうございました！
今後も、きっとこんな感じでつくっていきまする。