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だららんのそのそのほほん日記
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青空協奏曲の桐島ユエ様に頂きました。

なんと今回は、「ラピスラズリのかけら」、フィシュア・シェラートへのご指名でございます。

その名も、「看病バトン」!

おおー、なんだか思わずときめいてしまうような設定が待っていそうなバトンですよねっ!
極上の甘さが求められているようなバトンですよねっ!
そして、皆様お分かりですよね?
このサイトでは、特にラピスラズリのこの二人では、求められているものが絶対に確実に活かせないということが……!
ええ、そう思っていてくださると、ひっじょうに助かります。

本当の甘さをお求めの方は、ぜひともユエ様宅に足を運んでください。
すっごく甘かった(嬉)!これぞ真の甘さでした!

なにはともあれ、早速始めさせていただきたいと思います。崩壊しないかどうか……それが怖すぎる。
一応、四章ぐらいの旅の途中でございます!皇都についちゃったら、ね?わらわら人がやってきては大変なことになるので。


看病バトン

【シェラート】が風邪を引いちゃったよ。
なんかもうインフル並につらそうなんで看病してやってください。お願いします。
風邪引きさん→シェラート
看病する人→フィシュア

・風邪引き【シェラート】が目の前に。
フ「ジン(魔人)って風邪ひくんだ」
シ「……いや、引かないはずなんだけどな。(自然物に近い存在だから)」
フ「まぁ、せっかくだから私が看病してあげるわよ。
 カルレシアの毒にやられた時も、テトの村で病に罹っちゃった時も迷惑かけちゃったからね」
シ(そのせいか!)

ええ、そのせいです。どんまい!

・【シェラート】の額がうっすら汗ばんでいます。
フ「うわ、本当に風邪みたいね。一応、水とかもらってこようか?」
シ「……ん、いや、いい」

水等、転移を試みる→失敗→なぜか出たみどりいろに光る魚一匹

フ「……なんだか、本格的ね……」

フィシュア魚をつつく。

シ「……」

・あなたの前で【シェラート】がよろけてしまいました。
フィシュア→よける 
シェラート→なんとか自分で踏みとどまる。

フ「えっと、いつもの癖でつい反射的に。ごめん……大丈夫?」
シ「大丈夫だから、フィシュアは、もう離れとけ」
フ「何でよ!?」
シ「いや、近くにいたら(ぶつかって危ないし、怪我でもしたら)、後々面倒だから」(←保護者)
フ「失礼な!」

・どこで介抱しよう?
フ「とりあえず、寝てたら?」
シ「そうだな」

テト・シェラート部屋に向かいます。

・【シェラート】に病人食作ってあげて。
フ「何か食べれる? ライーのおかゆでも作ろうか?」
シ「……つくれるのか?」
フ「いや、私は作れないけど。テトなら作れるかも。とろとろしてて、すごく美味しかったわよ」
シ「危なくないか?」(←↓テトに関しては通じ合う二人)
フ「火は私がちゃんと見とくから、大丈夫よ。じゃあ、テトに頼んでくるね。ついでに薬ももらってくるから」

・苦い飲み薬を【シェラート】嫌がっています。
テ「シェラート、ちゃんと飲まなきゃだめだよ!」

テトに逆らえず、シェラート、薬を飲む。

フ「というか、ジン(魔人)に人間の薬って効くのかしら?」
シ「自分で持ってきといて、今更なこと言うなよ(疲れ)」

・看病していると、トラブルメーカーの第三者が現れました。
フ「空気の入れ替えもしといたほうがいいわよね」

窓を開ける。
もちろん飛び込んでくるのは、一羽の茶の鳥である。

フ「ホーク、やめろ! シェラートもあの状態でホークに魔法を使おうとするのはやめて!」

とりあえず、テトとフィシュアにあえて満足したらしいホークはしばらくして帰って行きました。

・【シェラート】が退屈そうにしてます。
フ「暇なの?」
シ「まぁ、じっとしとくのも飽きた」
フ「そうねー、じゃあ、話でもしましょうか。はいどうぞ、シェラート」
シ「俺が話すのかよ……」
フ「テトも聞きたいわよね?」
テ「うん! 聞きたい!」

シェラート、テトには逆らえず(再び)

フ「テトとシェラートがあったのって、テトのおばさんが住んでるところよね? それって、どこなの?」
テ「リムーバだよ。ね、シェラート」
シ「ああ」
フ「じゃあ、テトと会う前は何してたの?」
シ「店で働いてた(街で暮らすには生活費が必要だから)」
テ「へー何の店なの?」
シ「薬屋だな」
テ「そうなんだ。シェラートは薬作るの上手いもんね」
フ「そうだ! シェラートってカーマイル王国にもいたのよね? その時は?」
シ「卸商人だな」
フ「何か、ジン(魔人)の割には、ふっつうなのね」
シ「悪かったな、普通で」

・お風呂はどうしましょうか。
フ「お風呂どうする?」
シ「いい、きつい」
フ「まあ、きついなら入らない方が妥当でしょうね。
  じゃあ、あとで水とか盥とか布とか宿の人に頼んどく。汗かいたままだと気持ち悪いでしょう?」
シ「ああ、うん、ありがとう」

・「早く治るおまじないをして」と【シェラート】が言いました。
シ(いや、言わないだろ)

言いました!(強制)

フ「早く良くなるといいわね」

頭、撫で撫で。

フ「どうせだから、キスも付けときましょうか?」
シ「いらない!(疲れ)」

・【シェラート】がうとうとし始めました。
テ「シェラート、大丈夫かな?」
フ「薬も飲んだし、寝たらきっと良くなるわよ」

撫で撫で。

テ「そうだ、フィシュアって料理できないんだね。さっきのはちょっと酷かったよ?」
フ「うーん、する機会なんて今まで一度もなかったからね。
  本当は、もうちょっとは手助けできるかと思ったんだけどね。結局邪魔しちゃってごめんね、テト」
テ「うん。鍋の蓋が飛んで行ったときは本当にどうしようかと思ったよ」
フ「うっ、……うう、すみません」

シ(……うるさくて寝れない……)

・【シェラート】が手を繋いで欲しいと言いだしました。
テ「寝言?」
フ「じゃなかったら、本格的に危ない状態かもしれないわね……絶対に言わなそうだもの」
テ「だよね」

テト、フィシュア顔を見合わせ。
とりあえず二人できゅっとシェラートの手を握っておく。

・【シェラート】は眠ったようです。
フ「せめて熱が下がったら少しは楽になるんだろうけど……」
テ「……うん」

二人揃って、シェラートのほっぺたをぺたぺた。
シェラート、ちょっと寝心地悪そうです。

フ「あー! シェラートはまた眉間に皺寄せて! 皺になるわよって言ったのに」

ぐりぐりぐりぐりぐり

テ「フィシュア、フィシュア……シェラート、痛そう」
フ「ああ、そうよね、つい」

・完治した【シェラート】に一言。
フ「良かったわね、治って」
シ「ああ。もう何かああいうのが久しぶり過ぎて疲れた」
フ「私は、緑の魚がびっくりしたわよ」
シ「言うな」
テ「おいしかったけどねー、フィシュア」
シ「食べたのか、あれ」
フ「ええ。調理場の人に持ってったら、すごく喜ばれたわ。
  滅多にお目にかかれない幻の魚なんですって。
  すごく美味しかったわよ。間違って出してくれて、ありがとうね」
シ「……」(なんかいろいろ複雑)

・次に看病する5人。看病する人と風邪引きが交代しても面白いかもです。

ご自由にどうぞ~!
ぜひとも持って行って下さい。


***

なんとか、崩壊は免れたはず!
何が楽しかったって、最近消えかけてたテトが書けたことが楽しかったです(和み)

回してくれたユエさん、ありがとうございました。

お付き合い下さった皆様、お疲れ様です。ありがとうございました!

以上、看病バトンでした!



















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